皆さん、こんにちは!
初夏の訪れとともに、産地では一斉に“旬”が動き出します。なかでも、ひときわ短い期間に最大の価値を生み出すのが「朝倉山椒」です。爽やかで上品な香りと、やわらかな辛味をあわせ持つこの山椒は、料理の風味を引き立てる名脇役として高く評価されており、毎年この時期を心待ちにされている方も少なくありません。
しかし、その裏側にあるのは、限られた期間の中で品質を見極め、一気に収穫を行うという非常に繊細かつ集中力を要する作業です。収穫のタイミングはわずか数日の差で品質に影響を与えるため、生産者様の経験と判断が大きな鍵を握ります。
今回は、兵庫県太子町で「朝倉山椒」を栽培されている契約農家・森田山椒農家様をご紹介いたします。

■ 一瞬を見極める、生産者の技術
「たった一週間で、8トンを収穫する」
この数字に驚かれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、これが朝倉山椒の収穫における“最も重要な一週間”です。
朝倉山椒は、収穫の適期が非常に短く、その見極めが品質を大きく左右します。
早すぎても、遅すぎても、本来の爽やかな香りと上品な辛味は損なわれてしまいます。
森田山椒農家様の圃場では、日々の気温や実の状態を細かく確認しながら、最適なタイミングを逃さず収穫を実施。
その結果、わずか一週間で約8トンという収穫量を実現されています。

■ “その先の味”を支える原料として
収穫された朝倉山椒は、大阪の有名佃煮専門店へ納品される予定です。
佃煮は素材の風味がそのまま活きるため、原料の品質が極めて重要となります。
つまり、森田山椒農家様の手で丁寧に育てられた山椒は、最終製品の味わいを左右する重要な役割を担っています。

■ 旬の価値を確実につなぐ
収穫期間が限られる朝倉山椒は、市場に出回る量も決して多くはありません。
そのため、最適なタイミングで収穫し、確実に供給する体制が求められます。
私たちみくりや青果は、森田山椒農家様のような契約農家様と連携しながら、こうした旬の価値ある青果物を安定してお届けできるよう努めております。

■ 最後に
「短い期間に、最大の価値を生み出す」
朝倉山椒の収穫には、生産者様の経験と技術、そして想いが凝縮されています。
今後も、産地の取り組みとともに、旬の魅力を発信してまいります。