NEWS 【旬をおとどけ!】メロン

2024.08.09

皆さん、こんにちは!

月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。

今回は、甘い香りと柔らかい果肉が魅力のメロンの紹介です。

【メロンについて】

旬は5月から8月。

昔から贈答品として利用され高価で特別感のある果物です。

近年は品質改良と栽培技術の向上で、手頃な価格の品種が登場し手に入れやすくなっています。

品のある甘い香りと柔らかい果肉が魅力ですが、美味しいだけではなく栄養素も充実しています。

【栄養効能】

・メロンの甘味は、果糖、ショ糖、ブドウ糖などで構成されます。これらは体に吸収されやすく素早くエネルギーに変わるので、夏バテの予防・回復に効果的です。また果汁には疲労回復効果の高いクエン酸が多く含まれています。

・強い抗酸化作用を持つビタミンCを豊富に含んでいます。

・メロンはナトリウムの排出を促すカリウムを豊富に含みます。カリウムは余分なナトリウムを排出し、体内の水分バランスを整える働きがありむくみの解消や高血圧の予防に効果的です。汗をかきカリウムを失いやすい今の季節にメロンは最適な果物です。

・果肉のオレンジが濃いものほど含有量が高いβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。老化防止や免疫力アップの効果が期待できます。

《主婦の方必見!知らないともったいない!!》

【失敗しないメロンの選び方、保存方法と食べごろ、美味しい食べ方のポイント】

【選び方】

・軸が太く、つるが細くて枯れているもの→青くてみずみずしいものは未熟です。

・マスクメロンなどの網目のあるネット系メロン→網の目が盛り上がって細かく均一なもの。

・網目のないノーネット系メロン→斑点や強いすじが入っていないもの。

・ずっしり重みのあるもの→重量のあるものは中の果肉が凝縮されて肉厚なものが多いためです。

【保存の仕方】

・熟すまでは常温保存。

・カットしたものはラップをかけて冷蔵庫へ。

・小分けにカットしたものは3週間ほど冷凍保存可能です。

【美味しく食べるポイント】

○食べごろ

・香りが強くなってきたもの

・お尻の部分を押して弾力があるもの

・軽く叩いて鈍い音がするもの

★食べる直前(2時間ほど前)に冷やします。

○切り方

・メロンの糖度は身の中心に近いほど高い傾向にあります。甘い部分を平等に分けるには、つるを上にして縦にカットします。

・タネの周りが1番甘いので、くし形切りがおすすめです。

○効果アップの食べ合わせ

・メロン+ヨーグルト→タンパク質豊富なヨーグルトとビタミンCの豊富なメロンでバランスよく栄養を摂ることができます。

・メロン+生ハム→ハムのナトリウムを排出し減塩効果を高めてカリウムの働きを生かすことができます。

子どもの頃、メロンは今よりも高級品だったので我が家で購入できるメロンといえばメロンパンでした。

メロンを頂く機会があった時は嬉しくて兄弟で取り合いしたことを思い出します。

今では子どもに躊躇なく譲るようになり、自分が歳を重ねたことを実感する筆者でした。