NEWS 【旬をおとどけ!】大根

2025.02.25

皆さん、こんにちは!

月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。

今回は大根の栄養効能・豆知識・選び方・保存方法などを紹介していきます。

わかりやすく紹介!【栄養効能】

・胃に優しく栄養豊富な大根!

根の部分はほとんど水分でできていて、でんぷんの消化を助け、胃もたれ・胸焼けを予防改善するアミラーゼなどの消化酵素が含まれています。

ビタミンCは多く含まれており、免疫力アップや美容効果も。アミラーゼもビタミンCも加熱に弱いので、生食でいただくのがおすすめ。

食物繊維も豊富な大根。切り干し大根は水分が抜けて栄養が凝縮されているので、生の状態のものよりも食物繊維の量が多く含まれます。

・辛味のもとは消化促進や食欲増進に!

大根の辛味のもととなっているのは、イソチオシアネートという成分。消化促進や食欲増進、血液をサラサラにする働き、抗菌・抗炎症作用などの効果が期待できます。

《主婦の方必見!知らないともったいない!!》

【失敗しない大根の選び方、保存方法、食べ合わせのポイント】

ここを見て買いましょう!【選び方】

・ヒゲ根のあとが小さいもの、または少ないもの

・ヒゲ根の穴のラインがまっすぐ並んでいるもの

・ずっしりと重いもの 

・表面にハリとツヤがあるもの 

・先細りしていなく、上から下まで太さが一定なもの

葉がついているもの

・葉と茎がみずみずしいもの

・葉が放射線状に広がっているもの

・葉と茎の境目が明るい緑色でハリがあるもの

美味しく長持ちさせたい!【保存方法】

・冷蔵庫で保存する場合

葉を切り落としてラップで包み、切り口を上にして野菜室で保存。

寒い季節は、新聞紙で全体を包み風の当たらないところで約1週間保存可能。

※葉や茎がついていると、水分が蒸発しやすいので買ってきたらすぐに葉を切り落とすのが良い。

根の部分→丸ごと1本なら新聞紙で包み冷暗所で保存。

カットしたもの→ラップで包み冷蔵庫で保存可能。

保存袋に入れて冷凍庫で保存可能。用途に合わせて切ってから冷凍すると使いやすいのでおすすめ。

葉→サッと茹でて水気を切ってしぼれば冷凍保存可能。

大根おろし→水をしっかり切ってから冷凍。使用時は自然解凍で。

大根の豆知識

・大根の葉は根よりも栄養価が高いので捨てるのはもったいない!

ごま油で大根の葉を炒めて醤油で味付けしたふりかけや、炒飯にするのが簡単でおすすめです。

・大根の根は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜です。

・部位による味の特徴

上部→水分が多く甘味が強いので生食向き。サラダ、野菜スティック、大根おろし(辛味少なめ)など

中部→柔らかく辛味と甘味のバランスが良い。加熱料理 煮物、おでんなど

下部→水分が少なく辛味が強。煮物、お味噌汁、漬物、大根おろしなど

※カット大根は用途に合わせて選びましょう!

私は大根の葉が手に入ると、小学生の頃に調理実習で作った大根の葉のふりかけを作ります。

家庭科室で作った風景や匂いを思い出して、とても懐かしい気持ちになります。

多分これから先も、大根の葉を見るたびに思い出すのでしょう。

当時の家庭科の先生も、まさか未だに覚えているとは思わないでしょうね!