NEWS 【旬をおとどけ!】白菜

2024.12.09

皆さん、こんにちは!

月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。

今回は寒い季節、煮込み料理に大活躍!白菜の栄養効能・豆知識・選び方・保存方法などを紹介していきます。

わかりやすく紹介!【栄養効能】

・白菜はビタミンCがたっぷり!

芯葉の黄色い部分は甘味があり、ビタミンCを豊富に含んでいます。

部位によってビタミンC含有量が違い、最も多く含むのが外側の色の濃い葉の部分。鍋物やスープにして汁ごと食べることで、水溶性のビタミンCやカリウムを逃さずに摂取することができます。

・水分が95%を占める白菜

成分の95%が水分です。カリウムが豊富に含まれているので利尿効果に優れ、高血圧の予防に役立ちます。ビタミンKや葉酸、食物繊維なども含まれています。

・がん予防の効果も!

アブラナ科の野菜である白菜には、がんを抑制する作用のあるグルコシノレートが含まれています。この成分は、噛んだりすりおろしたりすると辛味成分に変化し、その成分の一部が発癌物質を抑制する働きがあると言われています。

《主婦の方必見!知らないともったいない!!》

【失敗しない白菜の選び方、保存方法のポイントと豆知識】

ここを見て買いましょう!【選び方】

まるごとのもの

・ずっしりと重みがあるもの

・葉が隙間無く重なっているもの

・巻きがしっかりしているもの

・押すと弾力があるもの

・肉厚でみずみずしくハリがあるもの

・葉脈が大きいもの

・白い部分が二等辺三角形の形をしているもの

カットしたもの

・芯の部分にある葉が黄色いもの

・葉がつまっていて断面が盛り上がっていないもの

・切り口がみずみずしいもの

美味しく長持ちさせたい!【保存方法】

・カットしたものは、乾燥しやすいのでラップをして野菜室に保存。

※芯が残っていると傷みやすくなるので包丁で切り落とすこと。

・まるごとのものは、新聞紙で包み風通しの良いところで保存。

寒い時期なら2~3週間保存可能。

・保存するときは立てるようにする→寝かせると重みで葉が痛むため。

白菜の豆知識

・黒い斑点の正体はポリフェノール

肉厚の芯の部分に黒い斑点が現れることがあります。これをゴマ症といいます。

斑点の正体は、白菜の生理障害によって現れたポリフェノールです。

肥料が多すぎたり、気温が低かったり高かったりといった栽培状況のストレスが原因と言われています。

カビや病気ではないので食べても問題はないです。

以前ポトフを作る際にキャベツがなく、代わりに白菜を入れたのですが、これが大当たり。キャベツとは違った魅力があり、ポトフにはキャベツ!と思い込んでいた私にとっては大きな発見でした。

これにはこれ!と決めつけていることって、料理に限らず日常生活でよくありますよね。もっと柔軟に色々と試すことが人生には必要だわ…と白菜から学んだ筆者でした。