皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。
今回は、爽やかな香りが魅力な「大葉」の栄養効能・豆知識・選び方・保存方法などを紹介していきます。
大葉とは?
「大葉」とは、青じその葉の部分を指します。「しそ」という植物には「青じそ」「赤じそ」があり、「大葉」として流通しているのは「青じそ」の葉。香りの成分「ペリルアルデヒド」が特徴で防腐効果が高く、古くから薬草として利用されていました。
本来しそとは「赤じそ」のこと。「青じそ」は「赤じそ」の変種です。
今回は「青じそ」こと「大葉」を詳しく紹介します。

わかりやすく紹介!【栄養効能】
・栄養価が高い日本のハーブ!!
薬味としての利用が多いため、なかなか大量に摂ることは難しいですが、香辛野菜の中では栄養成分の含有量の高さが群をぬく大葉。
栄養素をより多く含むのは「青じそ」。動脈硬化や癌予防に有効なβカロテンの含有量は緑黄色野菜の中でもトップクラス。
そのほかにもビタミンKやカルシウム・鉄分や食物繊維も豊富に含まれています。
・香り成分にはリラックス効果が
香り成分にはリラックス効果のほか防腐・殺菌効果があり、食中毒予防に一役買ってくれます。
《美味しく食べたい方必見!!知らないともったいない!!》
【失敗しない大葉の選び方、保存方法のポイントと豆知識】
ここを見て買いましょう!【選び方】
・色が濃く、鮮やかな緑色のもの
・葉にハリがあり、みずみずしいもの
・葉の縁が(ふち)がピンとしていて、しおれていないもの
・香りが強いもの
・切り口が変色していないもの

美味しく長持ちさせたい!【保存方法】
大葉は乾燥に弱く、冷蔵庫にそのまま入れておくとすぐにしおれてしまいます。
少し手をかけてあげるだけで、グッと長持ちしますので、ぜひおすすめの保存方法をお試しください!
①濡らしたキッチンペーパーで包む
②保存袋や密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存
※水に茎の部分だけ浸け、立てて保存するのもおすすめ(水は毎日取り替えること)。
こうすると1週間ほど鮮度を保てます。使いきれないときは細かく刻んで冷凍保存することも可能です。
大葉の【豆知識】
・大葉には消臭効果が!
肉や魚料理に添えるのは、風味付けだけではなく臭い消しの役割があるんです。
・刺身の下に敷かれる理由!
防腐作用があるので、食品の傷みを防ぐ効果が期待できます。
・しそジュースに活用できる!
青じそや赤じそを煮出して、砂糖とクエン酸を加えると、夏にぴったりの爽やかな健康ジュースができあがります!

「赤じそ」で作るしそジュースの色が変わる瞬間が大好きな筆者です。
「赤じそ」を煮出した汁に、レモン汁など酸を含む液体を加えると、鮮やかな紫色に変化するのですが、これがすごく美しいんです!
お子さんも一緒に楽しめるので、ぜひ一度作ってみてくださいね。
