皆さん、こんにちは!
月に2回、旬の野菜・果物を紹介しています。
今回は寒い季節、煮込み料理に薬味に大活躍!ねぎの栄養効能・豆知識・選び方・保存方法などを紹介していきます。
2種類のねぎについて
ねぎは大きく分けて、「白ねぎ・長ねぎ」「青ねぎ」の2種類があります。
根元の白い部分が長い、根深ねぎ(白ねぎ、長ねぎ)は、白い部分は「淡色野菜」に分類され、緑の部分は「緑黄色野菜」に分類されます。
緑の部分が長い葉ねぎ(青ねぎ)は、「緑黄色野菜」に分類されます。
関東では「白ねぎ・長ねぎ」が、関西では九条ねぎに代表される「青ねぎ」が好まれる傾向がありましたが、近年では用途に合わせて食べるようになりました。
わかりやすく紹介!【栄養効能】
・緑の部分は緑黄色野菜!
緑の部分にはβカロテン、抗酸化作用を持つビタミンC、健康な骨や歯を作るカルシウムなどの栄養素がたっぷり含まれています。
・白い部分には疲労回復効果など効能がたくさん!
白い部分には、硫化アクリルという香り成分が含まれています。硫化アクリルには、血液をサラサラにする、疲労回復、消化促進などの効果を持ちます。
また、風邪の引き始めに硫化アリルには優れた抗菌・殺菌作用があるため、風邪などのウイルスから体を守るのに有効です。
《主婦の方必見!知らないともったいない!!》
【失敗しないねぎの選び方、保存方法のポイント】
ここを見て買いましょう!【選び方】
青ねぎ
・葉の色がみずみずしいもの
・葉がまっすぐに伸びているもの
白ねぎ・長ねぎ
・巻きがしっかりしているもの
・茎を切っていないもの(根に近いほんの少しの部分)
・弾力があるもの
・緑と白がはっきりしているもの
・境目あたりがかたくしまっているもの
・根が多いもの
〇美味しく長持ちさせたい!【保存方法】
青ねぎ
・冷蔵庫で保存する場合
水で洗わず、丸ごと新聞で包み野菜室で立てて保存。約1週間保存可能。
・冷凍庫で保存する場合
細かく刻んでジップロックにキッチンペーパーを挟み、ねぎを入れ1日冷蔵庫で保存。こうすることで水分がしっかり切れる。翌日キッチンペーパーをとり冷凍庫で保存。約1ヶ月保存可能。
白ねぎ・長ねぎ
・新聞紙に包んで常温保存(室温14℃以下)
ビニール袋に入れたまま保存すると湿気がこもって傷みやすくなるので注意が必要。
・冷蔵庫で保存する場合
緑の部分と白い部分で切り離し、水で濡らしたキッチンペーパーで包み保存袋に入れる。空気が入らないよう注意が必要。約10日間保存可能。
・冷凍庫で保存する場合
根元を切り落とし、保存袋に入る大きさに切る。水分を拭き取りラップで包み、保存袋に入れて保存。約1ヶ月保存可能。
冷蔵・冷凍ともに長いままで保存すると風味や水分が落ちないので、できる限り長いままで保存するのがおすすめ。
なんだかモヤモヤするな…イライラするな…というときは、青ねぎを無心になって細かく切ることが解消方法のひとつです。ねぎ代しかかからない、薬味用のねぎが切れている、といいことずくめなのでおすすめです!