NEWS 『㈱誠孝 カット野菜 第一工場設立30年企画』(鋤﨑朱音社員×渡会里美さん) 前編

2024.09.24

皆さん、こんにちは!

「(株)誠孝 カット野菜第一工場設立30年」第3回は、第一工場サラダチームの鋤﨑(すきざき)朱音社員(以下、「鋤﨑」と表記)と渡会(わたらい)里美さん(以下、「渡会」と表記)のお二人にお話を伺いました。

鋤﨑社員は入社4年目、渡会さんは入社15年目のベテランでいらっしゃいます。

ーお二人ともお忙しい中、ご協力ありがとうございます。

本日は対談形式、世代を超えたクロストークということでよろしくお願いいたします。

[鋤﨑・渡会]

よろしくお願いします。

ーお二人とも、横江センターサラダチームの所属ですが、雰囲気はどんな感じですか?

[渡会]

今は、和気あいあいとした雰囲気だと思います。

昔はどちらかというとキビキビした感じで、少し緊張感がありました。

それに比べたら、和やかな気がします。

[鋤﨑]

今はそんな厳しい感じはないです。

曜日や日によっては忙しくてピリっとするときもありますが、チームとしては仲良くやっていると思います。

ーいろんな世代の方がいらっしゃると思いますが、世代間ギャップを感じることはありますか?

お二人もだいぶ世代が違いますよね。

[渡会]

そうですね、親子ぐらい違いますね。

[鋤﨑]

親子じゃなくておばあちゃんに近いですよ!

[渡会]

おばあちゃんって!(笑) 娘が29歳だから、ちょっと下ぐらいでしょ。

[鋤﨑]

私からすると、親戚の叔母さんのような感覚です(笑)

世代間ギャップを感じる、というよりは言葉の壁があったりするので・・・

違う国籍の従業員の方がたくさんいらっしゃるので、言葉が通じないことのほうが大変だったりします。

[渡会]

そうですね、言っていることが伝わらなかったりね。

[鋤﨑]

伝えたいことが伝わりにくいこともたくさんあるので、なるべく簡単な言葉で短く区切りながら話しています。

[渡会]

私が入社した頃は日本人がほとんどでしたけど、大半が外国人従業員で外国語ばかり飛び交っている時代もありました。

今は半々ぐらいですね。

ー世代の違いよりも、言葉の壁の大変さのほうが大きいんですね。

外国人従業員の方にも伝わるよう、工夫をしながら作業されているんですね。

それではこれまで誠孝で働かれてきて、嬉しかったことや印象に残っていることを教えてください。

[鋤﨑]

入社した当初、何もわからなくて、誰に聞いたらいいかもわからず大変だったんですが、これはこう、あれはこう、と一つ一つ渡会さんが教えてくださったのが嬉しかったのを覚えています。

他の人に聞こうと思ってもみんな忙しく作業しているし、言葉の壁もあるし。

渡会さんがいたから乗り切れたと思います。

[渡会]

14年働いていますが、私はつらかったことのほうが思い出されます。

仕事も大変でしたが、昔は厳しい人もいて人間関係が大変でした。

それでも続けられたのは、周りに優しい人やかばってくれる人がいたからです。

気にかけてくれる人もたくさんいたから、やってこれました。

ーそうなんですね。今はそんな感じではないですよね。

[渡会]

はい、みんなで和やかにやっています。

技能実習生の方も何人かいますが、入ったばかりのときは「大丈夫かな」と思うくらい静かで。

1~2週間ぐらい声を聞けず心配しましたが、今では元気いっぱい話してくれるのが嬉しいんです。

でも、私が朱音ちゃんにきつい言い方をしてしまって、泣かせちゃったこともあります。

[鋤﨑]

頑張ってはいるんですけど、泣いてしまったことはあります。

口調が強いときつく聞こえるんですよね。忙しいときにポンポンっと。

今は泣いたりしなくなりましたが。

[渡会]

なんでまだ腕カバーしてないの?とか、すぐ言ってしまいます。今日も。

腕カバーするのに10分もかかんないよ、って(笑)

[鋤﨑]

だってみんな待ってくれないんですもん(笑)

早くやらないとって焦っちゃうんです(笑)

ー他に印象に残っていることはありますか。

[鋤﨑]

印象に残っていることといえば、入ったばかりの頃にポテトサラダを作っていたときのことです。

ミスに気が付かず、やっと気が付いたときには200~300個作り終えたあとで・・・

あのときは大泣きしました。

[渡会]

でも、そのときにいろんな議論があって作り方のオペレーションが変更になりましたね。

[鋤﨑]

はい、私の事件から変わりました(笑)

ー大きなミスをしても、それがオペレーションの向上や成長につながっているんですね。

ほかに大変だったことや苦労したことはありますか。

[渡会]

入社してすぐの頃は、ケース・カップがたくさんあって覚えるのに苦労しました。

本体とフタのセットもわからなくて、違うフタをつけてしまったり。

ぴったりはまったと思ったのに、実は間違っていたとか。

[鋤﨑]

私も、自分より長く働いている技能実習生の方が長期で帰国されたときに、代わりにケースを準備しないといけなくて。

そのときはまだどれがどのケースか、どれだけ準備したらいいのか、完璧に覚えていなくて大変でした。

長期でのお休みだったので誰にも聞けず、苦労しました。

ーサラダチームさんは多種多様な包材を使用しますもんね。どうやって乗り越えたのでしょうか。

[鋤﨑]

どのケースを何に使うのか、とにかく必死で頭に入れ込みました。

レアなものは間違えることもありますが、どれがどのケースか今ではほとんど完璧に覚えています。

ー仕事をする上で、大切にしていることや気をつけていることはどんなことですか。

[鋤﨑]

私はサラダの土台を作ることが多いんですが、周りの状況をよく見るように心掛けています。

最初にコールスローなどで土台を作ってラインに流すのですが、次に上にのせる人が準備できていないとスムーズに進まないんです。

だからまだ準備できていないな、と思ったら流すのを止めたりします。

あとはフタをする人のことも考えて、ケースからはみ出さないように土台を作っています。

土台になるコールスローは細長いので四方八方に飛び出しやすいんです。

[渡会]

いつも言ってるもんね(笑)

[鋤﨑]

そうです。しょっちゅう言われています。四方八方出てるよ!って(笑)

はみ出ているとフタがしにくくてラインが止まってしまう。

そうならないようになるべくきれいに収まるように気をつけています。

ー渡会さんメソッドが受け継がれているんですね!

師弟関係みたいな感じですかね、お二人は。

[鋤﨑]

そんな感じですね。

ー渡会さんは大事にされていることはありますか。

[渡会]

やっぱり人間関係が大事だと思います。

怒らないようにはしようと思うんですけど、気になることがあるとズバッと言っちゃう。

でも、伝えないといけないことはそのときにビシッと言って、あとは引きずらない

それが伝わっているのかどうか・・

[鋤﨑]

伝わっていないことが多いです(笑)

一同 爆笑

[鋤﨑]

それこそ世代間ギャップですかね(笑)

ーそれでもうまくいっている感じがいいですね。

本当に親戚や家族みたいな感じに見えます(笑)

笑いの絶えない楽しいクロストークになっておりますが、この後お互いをどう思っているかや趣味の話など、まだまだ興味深いお話をたくさん伺いました。

続きは後編にてお伝えいたします。