皆さん、こんにちは!
『(株)誠孝 カット野菜 第一工場設立30年企画』の第5回は、中国からの外国人技能実習生の孫 家琛(ソン カチン)さん(以下「孫」と表記)です。
孫さんは第7期生の外国人技能実習生で、現在は第一工場の機械室で実習されています。
―孫さん、本日はよろしくお願いいたします。
さっそくですが、誠孝を実習先に選んだキッカケについてお聞かせいただけますでしょうか?
[孫]
自分に合った仕事で日本語の勉強もしやすい環境の会社を探している中、誠孝から声がかかったのがキッカケでした。
―実際にお仕事をしてみてどうでしたか?
[孫]
みなさん親切に仕事を教えてくださり、とても仕事のしやすい環境でした。
―孫さんは工場内での作業ですが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
[孫]
現在は機械を使用して野菜をカットしています。ダイスカットやスライスカットなど、切り方によって違う機械を使います。
―機械を使うということは、初めは慣れない作業に苦戦したのではないですか?
[孫]
それもありますが、特に大変だったのはたくさんの野菜の名前や、納品先の名前など、なじみのない日本語を覚えることでした。今では覚える事ができましたが、初めはわからないことだらけで苦労しました。
―たしかに野菜の名前は翻訳もしやすいでしょうけど、納品先の会社名になると、翻訳も難しくて覚えるのが大変そうですね。
[孫]
はい。ただそれも一緒に仕事をしている人たちのおかげでなんとかなりました。
―そうなんですね。お仕事で良かったことや楽しかったことはありましたか?
[孫]
特に最初は日本語でわからないこともたくさんありましたので、やっぱり同じ中国の方と話ができたのは安心できました。今は他の国の方とも関わりながら仕事ができるのが楽しいですね。
―最後に、今後の目標を教えていただけますか?
[孫]
一言にすると『努力』です。仕事や日本語の勉強をこれからも続けていくのもそうですが、お金を貯めて中国でバイク旅行するのが目標です。
―孫さんはバイクに乗られるのですか?
[孫]
はい。日本では免許がないので乗れませんが。
山東省から最西端の地域までバイクで旅行しようと思っています。
―ちなみに、どれくらいの距離になるのですか?
[孫]
距離はわかりませんが、期間にするとだいたい1~2ヶ月ほどの旅になります。
―すごい長旅ですね。プライベートの目標が実習を頑張るための原動力になっているのですね。
本日はお忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございます。
私も孫さんのように、目標を立ててみようと思いました。