皆さん、こんにちは!
3月27日(木)に、場内「大会議室」で開催された【『デザイン経営の好循環』強化プロジェクト】に参加させていただきました。
弁理士の土生哲也先生、池田泉州銀行の平田宗己様、原真奈美様にお越しいただきました。
いつもありがとうございます。
それでは、ワークショップの様子をご紹介します。
【ワークショップの目的は?】
はじめに、社長から以下の通り、ごあいさつをいただきました。
「ワークショップを通して、共通の言葉や想いを共につくり、2025年の課題でもある『価値 創造』にもつなげていきたい」

昨年から行っているワークショップの目的は、みくりや青果グループの《共通了解》を見つけていくことです。
※共通了解について、ご興味がある方は是非、こちらの記事をご覧ください👇
【今回のアイスブレイクは?】
土生先生には、これまでいくつものアイスブレイクで、参加者の皆さんの緊張をほぐしていただきました。
今回は、どのようなアイスブレイクを行ったのでしょうか?
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まず、皆さんに青果がたくさん並んだ写真をご覧いただきました。

そして、この中で、「私はこれだ!」と思うものを考えていただき、1人ずつ発表していただきました。
青果の特徴と自身の性格を照らし合わせたり、それぞれの青果の位置関係を考えたりしながら、皆さん楽しそうに発表し合っていました。
ちなみに、わたしは『りんご』を選びました。
理由が気になる人は直接聞いてください(笑)

それでは、ワークショップの中身に入っていきましょう!
【なぜ、デザインが求められるのか?】
タイトルにある「デザイン」について、これまでFARMiで何度か紹介してきました。
ここでは3つ、大事だとされる考え方を取り上げます。
①21世紀以降求められるのは「新しい価値の提案」である
②「正解のない問題」に向き合うため、企業としてバランスをどのようにとるかを考えるようになってきた
③自分たちが何者か」(アイデンティティー)を知っていくことで、文化醸成と価値創造をつなげていくことができる
合理的な考え方だけでは、これからの時代を生き抜くのは難しいです。
そのことを、「欧米人」と「アマゾンの住人」の目標地点への進み方の違いを通して、教えていただきました。

【みくりや青果グループとは何者なのか?】
今回のワークショップは、こちらを一言で表すことをゴールとして、グループごとに話し合いました。
皆さんには当日を迎えるにあたって、「みくりや青果グループで仕事をしていて印象に残っているエピソード」を考えていただいておりました。
工夫して上手くいったこと、上司や同僚から言われて忘れられない言葉、自分が成長していると実感できた瞬間など、様々な切り口で1人ずつ話していただきました。

私のグループでは、変化に気づくことや視野を広げ視座を高く持つことの重要性、仕事の中で楽しみを見つけていくための工夫などの話で盛り上がりました。
もう一方のグループでは、青果プロとしての視点や農家さんの想いを消費者へつなげて魅せていくことなどが話し合われたようです。
私のグループでは、「笑顔広がるつながり」、もう一方のグループでは、「青果を360度で魅せる会社」という言葉が選ばれました。
これまでのワークショップで出てきた言葉とは違ったものが出てきたので新鮮でした。
ちなみに、前々回のワークショップでは、こちらの言葉が出てきました👇

【今後はどのように進めていく?】
工業製品と違い、私たちが扱っているものは自然物なので、規格化や量産が困難です。
また、人間は食べずには生きられないので、必ず需要があるものを扱っているということも忘れてはいけません。
変わらない「人格」を踏まえ、次世代はどこに向かうのか、今後のワークショップを通して見つけていきたいと思います。

ご参加いただいた皆さんには、是非、雑談などを通して今回学んだことを上司や同僚、部下に伝えていってくださいね!
年度末のお忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございます。
土生先生、平田様、原様、誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。